ねこひげは恋の落とし穴

世界最強で最高のGreat5を全力で応援しています

夢がさめて

 

たろpod (ipodをこう呼んでいます) から

クリスハートさん × 松田聖子さんの

「夢がさめて」が流れてきました。

 

この曲を聴くと、いつも「寝盗られ宗介」がフラッシュバックするんです。

 

というわけで、寝盗られ宗介の懐古を。

 

 

 

原作を読んでから舞台観劇に挑んだものの、原作はかなり難しく描かれていた為になかなか掴めなかったのですが、実際に観劇をすると、それはもうとても深くて美しい。そんな舞台でした。

 

私は戸塚くんが赤だしモード全開の刈谷公演で観劇。

 

開演の合図。まずは音楽とともに画面に映し出されるオープニング。

ああ、いよいよ始まるんだ。胸が高鳴ります。

 

 

そして舞台の幕が開きます。舞台に佇むオールバックの戸塚くんから醸しだされる色気といったら。胸の中をツンとつつかれるような気持ちになるんです。そして和服がとても似合うんですよね、さすが日本男児。色気があり、かつ芯の通った価値観を持つ ”The日本男児み” のある戸塚くんだからでしょうか、人一倍和服が似合います。

 

 

舞台の内容については語彙力がない私には到底書けそうにありません、が、心に残った場面があるんです。

 

「幸せでした。あなた様の側にいられるだけで、お志摩はほんに幸せでした。」

この台詞がすごく忘れられなかった。

切なくて苦しくて。

 

宗介とレイ子の場面で、「お志摩. . . 」そう呟く宗介の台詞があったのですが、戸塚くん(北村宗介)の口から吐かれた、その3文字の一言がとても印象的で。彼の想いがぎゅっと詰まったというか、感情がずしっと乗ったような。その彼が呟いた一言が、ドン!っと私の胸にのしかかってきました。

 

 

飛んで最後のエンディング。

白無垢姿のレイ子の美しさには息をのみました。鳥肌が立ち、鼻がツーンとして涙がこみ上げてきました。

そしてエンディングソングである「夢がさめて」をバックに、その白無垢姿のレイ子を愛おしそうに見つめながら抱きしめる宗介の表情がこの世のものとは思えないほど優しくて優しくて。その優しい顔をした宗介、戸塚くんを見た瞬間に、そのこみ上げてきていた涙がポロポロと頬を伝っていきました。

 

 

胸がいっぱいになって本編が終了。そしてまた幕が開き、立ち上がって拍手に包まれる会場。舞台の真ん中で黒いタキシードを見に纏い、堂々とした表情の「座長 戸塚祥太」を目にした瞬間、またしても溢れ出る涙をハンカチで拭いながら、本当に彼を好きになってよかった、彼に出会えて、彼が演じる北村宗介に、20代最後という特別な節目の年の戸塚くんに、座長に、 「寝盗られ宗介」という舞台に、23歳の今、出会えてよかったなと。そう思いました。

 

 

そして会場を後にし友人と別れた後、電車ですぐさま「夢がさめて」をiphoneに取り込んでしまったのが間違いでした。愛しい人を抱きしめる優しい彼の表情が脳裏を駆け巡り、電車の中なのに涙が溢れそうになりました。

 

 

これからもきっと、宗介マジックという夢からさめることは難しそうです。